電子の要塞へようこそ | 風景写真家 落合勝博 ゆるブログ
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電子の要塞へようこそ
category: 写真のツール
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    こそこそとプロフィール欄に書いていましたように、実はWindowsマシンからMacProに移行しました。やっと最後の懸念だった無線LANも安定動作するようになりました。たぶん色々ツッコミたかった方もおられるのではないかと思い、その想い受け入れ用のサイドノートを書いてみることにしました(笑)。つれづれに色々書いてみようと思います。

    なんでMacなの?

    8コアのMac Proで写真を現像


    上段の銀色の筐体がMacPro本体です。その下でGigaLanのスイッチが光っていたり、さらに下には同時に導入した2TBのRAID5ネットワークドライブが見えてますね。右に見えるのは左配置ディスプレイの裏面アーム取り付け部です。
    今回導入したMacはIntelMacの8コア版です。メモリも海外から取り寄せて14GB入れてあります。ネットワークはEthernetと無線LANを変換するアダプタで居間にあるADSLモデムに飛ばしてます。

    これまでWindows一筋、なんとVersion2.11で初めてマルチタスク環境がまともにサポートされた時からすでに16〜7年使っているWindows環境、それも1年半前に買った最近のCore2duoマシンを捨ててまでMacに移行しなければいけなかった理由があるんです。私がかなりのカメラ機材を持っていることは作品に必ず使用しているカメラ名とレンズ名を明らかにしているので、多くの方がご存知のことでしょう。そもそもは最も最近購入したEOS-1Ds mark IIIが原因なのです。1Dsを購入したにも関わらず、その後も40Dの作品が結構あって不自然に思いませんでした?…1Dsは良いカメラなのですが、データ量が大きすぎてもはや32bit版Windowsではまともに現像できなくなってしまったのです。多分にPhotoshopのバグじゃないかと思うのですが、私のマシンはショップブランドなので元々安定動作しておらず、その点も移行に踏み切る後押しになっています。ダメをおしたのが、1ヶ月前の取材で来られた編集部の方々です。「Macがいいんじゃん!」…心が決まりました。:-p

    カラーマネジメント環境、eizo coloredge cg241w、epson px-5500

    例のColorEdge杯でのグランプリでもらったのが左側のです。右にあるのは、前のWindows環境で使っていたDELLの30インチのディスプレイ。とりあえず今は使っていません。なぜなら、カラーマネジメント・ディスプレイにいたく感動した私は、もう一台CG241Wを自腹で買っちゃったからです(真ん中)。:-p
    ディスプレイの上にあるプリンタはEPSON PX-5500(顔料インク)です。CG241W以前はCanon ip7500(染料インク)を使っていましたが、色が明るすぎてCG241Wと色が合わなかったんです。インターネットで調べると色にこだわる皆様はPX-5500またはA2対応のPX-5800を使っておられるということらしい。しょうがないので買いました。結果は…バッチリです。作品によって多少ディスプレイとズレの方向が違いますが、プリンタ設定で簡単に調整可能な範囲なのでだいぶ印刷が楽になりました。動作が遅いし、内蔵カセットによるオートシートフィーダがないので、その点は不便なんですが背に腹はかえられません。その上には高演色の蛍光灯(5000K)を置いてます。部屋の照明自体5000Kに変更したのですが手元で印刷物をチェックするのに照度が80cd(カンデラ)に足りなかったので、照度を補うためにアレを追加で設置しました。マウスは右手用と左手用に2個同時に使っています。以前からそうですが、3年前に全身脱力になった時に負担軽減のため、左はクリックとホイール、右は移動だけに使っています。操作も安定し速くなるという嬉しい効果もありました。特にPhotoshopでマスクを作る時には操作が分かれている方が間違いが少ないので良いです。今も完治してないですしこの方が良いことづくめなので職場でも2個使ってます。他にもこの写真にはツッコミどころがありますね。どうぞツッコんでください。:-p

    カラーマネジメントされてる環境ではどう見えてるの?
    さて、せっかく環境があっても調整しなければ意味はありません。色や輝度は使っているプリンタの紙色を基準に調整します。と言っても、CG241Wの場合、ハードウェアで全部やってくれるので、私がやったことは、紙の色を80cd、5000Kの光で見られるように蛍光灯を用意したことだけです。あとは付属のキャリプレーションソフトに"80cd、5000K"でよろしくと伝えれば勝手に合わせてくれます。プリンタはEPSONの基準色が自然な発色に設定されているので、Photoshopによる制御をせず、プリンタの設定で印刷すればだいたい合います。私のディスプレイ上では「青空に香り満ちて」がどのように見えているのか写真に撮ってみました。

    カラーマネジメント、ブラウザの差、IE、safari、firefox
    80cd 5000Kで見た画面(これが今の私の使用環境)


    画面下がMacのSafariで見ている画像です。左上はWinのFirefox3 beta3です。右上がWindowsXPのIE6です。ちゃんとカラーマネジメントに対応しているアプリ(SafariとFirefox3 beta3)ではだいたい同じに見えてますが、IEは対応してないので色が違うのが明らかですね。…ひょっとしてこの画像を見ている皆様の環境によっては効果の差が実感できないかもしれないので、一応言葉で説明しておくと、元画像の空はやや紫がかった青、梅は白にガクの部分の赤みが混ざっています。IE6で見ている画像では、空は水色に近く、花色もピンクで桜のように見えてしまっています。ところでWinとMacが同じ画面に写っているのはWinをVMWareで実行しているからです。Windowsでしか動かないソフトが多いので、このために今更ながらWindowsXPのパッケージ版を買い足しました。

    カラーマネジメント、ブラウザの差、IE、safari、firefox
    150cd 6500Kの画面(標準的なWindows用ディスプレイ設定)


    輝度をディフォルトよりも落とした普通のディスプレイの使い方ですね。少し明るいですし白が青みがかるのですが、作品の雰囲気はそれほど損なわれるわけではありません。でもこの明るさで既に紙では再現できない明るさですから、印刷物を見て色が暗いと思うのは仕方ありません。もうちょっと輝度を落とした方が良いと思います。

    カラーマネジメント、ブラウザの差、IE、safari、firefox
    400cd以上 6500Kの画面(最大輝度のディスプレイ使用状況)


    最近の液晶ディスプレイは最大輝度が高く、400cdを超えるものも珍しくありません。そのような画面でコントラストを高くして使っていると、どんな画像も鮮やかに見えて一見良さそうに見えるのですが、(日本の)自然界はそんなに鮮やかでも明るくもありません。それにこの状態では白が青みがかって見えてるんですよ。ここはせいぜい輝度くらいは落として見るようにしませんか。実はディスプレイの輝度を高くして使っていると早くその寿命がきます。それに最大輝度は経年変化の影響を受けやすいので1年か2年で半分くらいに輝度が下がるということもあるようです。気がつかないうちに輝度が変わっているとしたら、さすがに写真には向かない設定ですよね。そしてこの明るさに慣れてしまうと紙の明るさと差がありすぎて印刷しても参考になりません。そりゃ色が合わないわけですよ。

    東洋リビングの防湿庫


    ついでなので…数々のカメラとレンズとその他電子機器を納めている防湿庫です。容量限界にきていて、奥のものを取り出すのが面倒です。手前のものを全部出さなければいけなくて。「防湿庫」という言葉を初めて聞く方もいらっしゃるかもしれませんね。防湿庫というのは、カメラやレンズをカビから守るために、一定の湿度に保ち続けるための保管庫です。こんな小さなものでも3〜4万円はするんですけど、一度カビが生えたら根治は難しいらしいので、導入を検討されてみてはいかがでしょうか?頻繁に取り出さないのであれば、密閉できる容器に乾燥させることで何度でも使える防湿剤を入れておけば安あがりですけど、毎週出すとなると防湿庫の方が管理が楽です。

    そしてコレが今まで現像できずに放置されていた作品「過日の空」

    横浜赤レンガ倉庫と星空、オリオン座、過日の空
    「過日の空」


    というわけで、これが例の現像できなかった作品です。Macに移行して、やっとこの作品の現像ができました。この作品では、空の部分をマスクしてレイヤーとして取り出し、地上部とは異なる現像処理をしています。長野で撮った星空は元々暗い空なので星の数も多くて楽なんですけど、横浜の空は明るくてものすごく撮影条件が悪くなるので、星が少なくて目立たないんです。そこで、アンシャープマスクやトーンカーブを使って空から浮き立たせる必要があるのですが、地上部を一緒に処理してしまうと、画像が極度に荒れるんです。で当然分離したかったわけですが、分離した途端にメモリ不足でセーブできないとか怒られるようになってしまったんですよ。これではお手上げです。それで元旦の作品を今頃公開することになってしまいました。でも現像できるようになって良かった良かった。その間に現像技術のレベルも上がっていますしね。:-)



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