ツバメを見ましたよ | 風景写真家 落合勝博 ゆるブログ
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ツバメを見ましたよ
category: 自然
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    春を告げる鳥、ツバメさんを見ました。
    今年はちょっと早い方かな?と思い、本当に早いのかを確認してみました。

    「H.Hiraizumi's BirdingPage」によれば、横浜の場合、初見が平年は4/8、最早で3/24、最遅で5/4。ということは、やっぱり今年は早めですね。

    このページを見ると、2010年は4/27。だいぶ遅かったことが分かります。

    僕は15年くらい前から日本野鳥の会の会員でもあるので、毎月、機関誌の「野鳥」が届くのですが、今月号に同封されていた寄付の依頼(ツバメのピンバッジを1個1000円で買って!というもの)を見てちょっとショックを受けました。

    それによると、ツバメの数は全国的に減少していて、40年前の半分まで減ってしまったとのこと。原因は餌場としている水田や耕作地の減少と、巣作りの場所としていた日本家屋が減ってしまったこと。昨年の東日本大震災により、東北地方の水田が広範囲で荒廃していることも懸念材料として挙がっていました。
    スズメさんもだいぶ減っていることが問題になっていましたが、ツバメさんも減っているんですね。折しも、僕が住んでいる目の前に水田があったのですが、3年ほど前だったか、干拓されて、今年、住宅地にするために造成中です。カエルが大合唱していて夏はうるさい!と思っていたものですが、時折、コサギ(いわゆるシロサギと言われているもの)やカモが舞い降りてきては僕を喜ばせてくれたものです。そんな光景が今後見られなくなるだけでなく、そうか、うちの近くにはもうツバメさんも来なくなっちゃうかもしれないな、と思い当たり、ショックを受けたのです。

    良い機会なので、「日本野鳥の会」のことについて、軽く説明しておこうかと思います。
    一時期、NHKの紅白歌合戦で双眼鏡とカウンターを持って人間集計器と化した集団がいましたが、あれはですね、ごく一部の行為であって、凄く誤解をされるようになってしまいました。それで、今は番組に出なくなったのですが。
    普段、何をやっているかというと、野鳥の棲息環境である自然保護をしている団体です。「野の鳥は野に」というのが設立時の言葉で、要すると店頭で普通に売買されていた野鳥を自然に帰しましょうとか、密漁や狩猟で不当に扱われていた野鳥を守るという所が出発点だったのですが、日本が経済発展をしたために、その棲息環境が減っていくことが直接の驚異になったことで、そういう方向で活動しているわけですね。それで、実際にどのくらい棲息環境の変化が個体数に影響しているかの影響調査を定点観測するのに、あのカウンターを使った調査をしていて、それできっとイイ宣伝になると当時の広報が考えたのでしょうね…。(^_^;)
    確かに知名度は上がりましたが、無駄な誤解を受けたために結局は撤退しているので、なんだかなぁと思います。

    で、例えば、調査によって明らかにした絶滅危惧種の棲息する周辺の土地を寄付金を使って買い取り野鳥保護区にして、それを会費などでレンジャーを常駐させて運営する、というようなことをしています。日本野鳥の会の広報情報によれば、北海道東部のタンチョウの営巣する湿原、シマフクロウの生息する森林、青森県のオオセッカの生息地、沖縄県やんばる地方のノグチゲラの生息地、岩手県盛岡市のイヌワシの生息地等、33ヶ所、2938.9ヘクタールを買い取り等により確保しているそうです。この面積は、山手線内側の47%の大きさに相当するとのこと。僕は今のところ独り身なので、僕が所有する財産の全部は老い先短い母には不要だろうから、もし僕が先に死んだ場合には、半分はアンタにあげるけれど、半分は野鳥保護区の設立目的で日本野鳥の会に寄付して欲しいと伝えてあります。もしそうなったら「落合野鳥保護区」というのが日本のどこかにできます(笑)。寄付者の名前が付くので。

    バブル崩壊以降、会員は徐々に減少していて、色々と経費削減もしているのですが財政的に厳しいとも聞いています。ですので、自然に興味の有る方はぜひ入会してくださいませんか。年会費5000円で、カラーページを含む会報も送られてきて鳥と自然に詳しくなれますし、会員証で各種施設で割引も受けられます。それにその会費(会報代を除いた分)が自然保護にも役立ちます。僕は倍額を払う個人特別会員に登録しています(10000円以上からは税額控除対象となります)。

    →「日本野鳥の会」HP
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