風景写真を撮るためのカメラ設定 | 風景写真家 落合勝博 ゆるブログ
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風景写真を撮るためのカメラ設定
category: 写真テクニック初級編
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    デジタル一眼レフカメラを買って何度も撮っていると、そのうち、絞りはどうだとか、ホワイトバランス(WB)はどうだとか、色々気にし始めるものです。

    というわけで、実際に風景写真を撮る時に、どのようなカメラの設定で撮っているかをご紹介しておきます。

    ★広大な風景をパンフォーカスで撮る場合 ※基本的に三脚使用が前提です

    ・ホワイトバランス(WB)
     太陽光

    ・撮影モード
     絞り優先(AEもしくはAVと呼ばれるモード)

    ・ISO感度
     ISO100(機種によってはISO200からしかないので、その時はISO200)。三脚を使う場合、ISO感度をISO100よりも上げる理由は基本的には2つしかありません。一つは風の影響などによる被写体ブレを止めたい時。もう一つは、被写体の軌跡の長さを調整したい時。

    ・絞り値
     F11 ※数m以内に前景を入れない場合。数m以内に前景を入れる場合は、F22まで絞ってよし。ただしF11を超えて絞ると「回析現象」により撮像が甘くなる(境界がはっきりしなくなって少しピントがずれたように見える)のでできるだけ超えないようにする。ただ、、、これはCanon純正レンズを使う場合はDLO(Digital Lens Optimizer)の登場である程度緩和されてきているので、今後は絞らなければならない状況では遠慮せずに絞った方が良いでしょう。

    ・測光方式
     評価測光(もしくは中央重点測光)。

    ・ドライブモード
     リモコン(もしくは単写)。ブレを抑えるために、基本的にリモコンでシャッターを切ります。持っているリモコンが使えるモードに設定します。

    ・手ブレ補正
     OFF。三脚を使用する時に手ブレ補正をONにしていると機種によりますが逆にブレることがあります。

    ・ピント合わせ
     ライブビューで拡大しながらマニュアルフォーカスして厳密に。パンフォーカスの時にピントを置く位置は撮影範囲にある被写体の手前から奥までの距離の1/3(手前側から1/3)が基準。ただし、最も目立つものがシャッキリしていないと全体にピントが甘く見えるので、僕はその目立つものが埋没しないようにピント位置を前後にずらしています。ライブビューが使えない暗い状況では、撮影範囲にある遠くの光源が最も収束する位置に合わせます。

    ・露出
     最初はEV-2/3から試行。状況により明るくしたり暗くしたりする。その基準は、撮影後にプレビューを押してヒストグラムを出し、ヒストグラムの暗い方(つまり左端)から、明るい方の3/4までの範囲(ヒストグラムは基本的に3/4までしか使いません。そこから上の領域は空の白飛び対策のための領域だと考えています)におおよそ入っている状況。これは暗めに写しているということですが、彩度を上げるためのテクニックでもあります。明るい画像は彩度を高く表現できないのです。パステルカラーは彩度は高くないですよね?とはいえ、暗いままでは暗い写真に過ぎないので、これは後で現像ソフトでトーンカーブなどを使って補います。それでも最初から明るく撮るよりは彩度を高く表現できます。フィルム時代から使われているテクニックです。
     また、ハイライト表示で「白く飛んで」いる部分がないか確認し、あればこのヒストグラムとの兼ね合いですが、少し露出を落として撮り直します。あまり気にしすぎるとヒストグラムが歪んで暗くなりすぎた写真になり、現像で救えなくなるので、この辺はバランスです。基本はヒストグラム重視。

    ・記録形式
     RAW。これは絶対です。JPEGに比べて圧倒的に階調表現が豊かになります。逆にJPEG で撮らなければいけないのは、スポーツ撮影や野鳥撮影などで無限連写をしたい時のみです。

    ・(設定とは違いますが)フィルター
     PLフィルター着用。目的は2つ。反射光を取ることで葉や花の彩度を上げること、一方で適度に反射光を残す光量の調整をするため。調整は水の煌めきや流れ、濡れた岩の質感を出すために必ず必要なことで、これらの光を100%取ってしまうと、すごく暗いがっかりな写真になります。適度に光を残すのが良いのです。

    他の被写体の場合は、また今度書きます。
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