マニュアル撮影モードの使いどころ | 風景写真家 落合勝博 ゆるブログ
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マニュアル撮影モードの使いどころ
category: 写真テクニック中級編
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    先の記事「風景写真を撮るためのカメラ設定」で、風景写真の設定では、絞り優先が基本であることを書きました。

    では、他の撮影モードは必要ないのか、ということになります。

    結論から言えば、使う時があります。

    比率的には、

    絞り優先:マニュアル:シャッター優先=95:4:1

    、、、くらいの比率ですが。

    シャッター優先は、どうしてもこのスピードでないとダメな時、つまり動く被写体をピタッ!と止めて撮影したい時に使います。例えば、鳥の撮影とか、運動会の撮影とかでどうしてもそうしたいならば、使います。

    マニュアル使用は、僕の場合、3つのケースがあります。

    1つめは、星の撮影の時。星の撮影ではリモコンで設定できる30秒を大きく超えて露光時間が必要となります。時には1時間以上に及びますから、基本的に絞り優先ではシャッター速度が足りないのです。

    2つめは、絞り優先で撮影しているけれども、被写体があまりにも明るすぎて、あるいは暗すぎて、使っている露出補正(EV)の限界値を超えてしまう時。今、メインで使っているCanon EOS 5D mark IIの場合、露出補正できるのは±2段階までです。すると、2段階を超えて明るいシーンや暗いシーンは、必ず白飛びか黒つぶれかが発生してしまいます。
    この時に、それ以上の補正をするために、それまでの絞り優先の時の絞り値とシャッター速度でマニュアルに設定してから、必要なだけシャッター速度を上下させていきます。

    3つめは、絞り優先で撮影しているけれども、太陽光が雲に隠れたり出たりで忙しく明るさが変わってしまうのを避けるため、一度決めた露出で固定してしまいたい時。この時も、これで行く!と決めた絞り優先で決まった絞り値とシャッター速度をマニュアルに設定して撮影を続けます。太陽待ちとか逆に雲待ちの時の状況で使います。

    ちなみに、2の問題は、ライブビューで撮影する時は解決する別の方法があります。ライブビューの時の露出は、多くのカメラでフォーカスしている四角の範囲で露出を決定するため、明るい部分にピントを合わせる時は画面全体とは無関係に暗く露出され、逆に暗い部分にピントを合わせる時は画面全体とは無関係に明るく露出計算されます。ということは、今ピントを合わせている部分で露出補正が足りない場合は、それよりも明るいか逆に暗い部分にフォーカスポイントを移動させてしまえば、そこの明るさに露出補正されてしまうということなんです。
    僕がよくやるのは、輪郭をシャープに出したい部分でピントを合わせてから、白飛びしそうな所にフォーカスポイントを移動させピントは前のままで露出補正を操作する方法。
    これだとマニュアル撮影モードに移行しなくても、そのまま露出補正の幅を大きく変えることができるわけです。

    フィルムで始めた人はマニュアル撮影をすることで上達する、と言っている人もいますが、言われてみて実際にそうしてみた僕の経験では、、、多少は役に立つけれども修行するほどの時間的価値はない、と思いました。
    すでに時代はデジタルなので、デジタル技術をどうやって上手く使いこなすか、そちらに神経を集中させた方が時間効率の観点では多分お得です。
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