花火の撮影方法 | 風景写真家 落合勝博 ゆるブログ
<< 微速度撮影をやってみた | main | 半年ぶりの荒波ダイビングで初めて水中でゾーンに入れた日 >>
花火の撮影方法
category: 写真テクニック初級編
0
    夏は(なぜか)全国的に花火大会が開かれていて、8月終盤のこの時期は、いよいよ残るイベントもあと少し!というところでしょうか。残り少ない花火大会は有効に活用したいですね。真夏は花が少なく、被写体が減る時期でもありますしね。

    洞爺湖、花火大会、2012年花火撮影は、基本的に2つのことを理解すれば上手く作品を創れるようになります。

    1.バルブ撮影
    2.コンポジット

    まず、バルブ撮影について説明します。
    バルブ撮影とは、Av(絞り優先)とかTv(シャッター優先)とかM(マニュアル)とかあるドライブモードの中でBulb(もしくは「B」)となっているモードです。これは、「シャッターボタンを押している長さだけ、ずっと露出しますよ」というモード。つまり、あなたが必要と思った長さだけ露出し続けることができるので、1時間でも10時間でも好きなだけ(電池が持つ間は)露出できるということなのです。普通はリモコンを繋いで、リモコンに露出時間をセットして(例えば普通のデジカメの上限である30秒を超えた1分とか4分とか)、その間、露出し続けます。
    ところが、花火が普通の露出方法ではダメなのは、「花火と花火の間に間がある」ことによります。その間、何も写りませんよね?そうすると無駄に明るい画像ができてしまうのです。

    そこで、必要なのが「黒い下敷き」。
    できれば、つや消しの布や、つや消しのビニールを表面に貼って自作しておきます。
    で、その「黒い下敷き」で何をするかと言えば、、、。
    自分で露出時間を口で数えながら開けるのです。

    まだ分かっていない人のために、ちゃんと説明します。
    ・カメラはバルブに設定
    ・リモコンはシャッター全押しで「ロック(押している状態が継続)」
    ・黒い下敷きをレンズ前に置いて、何も写らないようにする

    これで準備完了。

    そして、花火が打ち上がる兆候があったら(上に光があがったり、水面に光が見えたりしたら)、下敷きをレンズ前からどかして露光開始!同時に合計何秒露光したかを自分でカウント!

    そして、もういいや、という所で、また下敷きをレンズ前にかぶせて何も写さないようにする。

    これを、必要な明るさが得られるまで続けるのです。

    一応参考として、どのくらい露光すればいいかを記しておきます。
    真っ暗な場所(都会ではない所という意味)では、F5.6、ISO100で30秒から40秒で十分な明るさを得られます。
    つまり、一回10秒くらいの花火が上がるとすれば、この動作を3から4回繰り返したら、
    ・リモコンのボタンを「アンロック」して露光を完全に終了
    します。

    次にコンポジットの説明をしておくと。
    Photoshopのような現像&レタッチツールを使うと、「レイヤー」の重ね方に「比較(明)」というオプションがあります。上述の方法で何十枚もの「原画」を作ったら、今度はその原画を全てレイヤーとして重ね合わせます。そして、その全てのレイヤーに「比較(明)」のオプションを適用します。
    これで、各写真の一番明るいポイントが残っていくので、「多重露光」と同じような効果を得ることができます。

    あとは、どこから写したら、こうしたコンポジットが生きるだろうかと、撮影場所を地図とにらめっこしながら決めるだけ!(それが一番楽しく、そして面倒なことかもしれませんが、、、)

    こうして創られたのが、「涼華」という花火作品なのです。


    なお、花火大会の情報はWalkerplusなどのWeb情報やじゃらんなどの花火特集が参考になります。僕も数年前に買った雑誌を元に品定めをしていたりします。日付は多少変わるのですが後は同じなので一回買うとずっと使えるという、、、(汗)

    JUGEMテーマ:写真
    comments(0), trackbacks(0), - -
    人気ブログランキング 風景・自然写真へ

    にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
    にほんブログ村

    Comment.
    Add a comment.
    name:

    email:

    url:



    Trackback.
    url:
    New Entry.
    Category.
    Archives.
    Comment.

    pho10.comトップページに戻る
    ブログ内を検索
    プロフィール
    落合勝博(おちあいかつひろ)
     ー 横浜市在住のアマチュア風景写真家
    カレンダー
    SMTWTFS
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31      
    << December 2017 >>

    最新のブログに移動
    新着写真(壁紙)
    (解説付き)これだけあれば何でも写せる!
    お約束 (^_^;) amazonからの関連CM
    このブログの過去記事
    その他
    無料ブログ作成サービス JUGEM