室内からの夜景撮影時に便利な小道具「暗幕」を自作する | 風景写真家 落合勝博 ゆるブログ
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室内からの夜景撮影時に便利な小道具「暗幕」を自作する
category: 写真のツール
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    日本には、夜景の美しいスポットが全国の都市部に点在しています。
    そして、季節は9月に入り、年末年始を中心に、秋から冬の終わりにかけてのこの季節は、夜景撮影のベストシーズンでもあります。

    夜景撮影は基本的には屋外で行うことが多いのですが、残念ながら(寒いので幸いか?)、ビルの展望フロアやホテルの室内からしか撮影できないポイントがあり、そういう時にはガラス越しに撮影することになります。

    そうしたシーンで問題となるのは、ガラスの映り込み。
    自分が明るい色のシャツを着ているのは論外としても、特に展望フロアでは、室内照明が写ってしまったり、他の人の上着が写ってしまったりというのは、やっかいなものです。

    そうした映り込みを防止するには、いくつかの方法があります。
    1. PLフィルターで映り込みを除去する
    2.黒いジャンパーなどでカメラを覆ってしまうように撮影する

    、、、そうした方法でも良いのですが、三脚が禁止されていない貴重な場所では、自作の暗幕を用意するのがベストです。今回は、僕も暗幕を作り直す必要があったため、その制作過程を一緒に見ていきましょう。

    夜景撮影の小道具、材料一式


    まずは、必要なものをホームセンターや東急ハンズなど、DIYのお店で揃えます。
    1.暗幕の布、できるだけつや消し。50~70cm角くらい。
    2.レンズの鏡胴に暗幕を通して固定するための、適当なゴム板(丸いやつね)
    3.ハトメ
    4.ハトメを暗幕に固定して破れないように補強するためのゴム板(四角いやつね)
    5.ガラスに固定するための吸盤(フック付き)
    6.収納ケース

    全部揃えても2000円はかかりません。今回の材料で一番高いのは吸盤で、今回の予算の半分がかかってしまいました。真空タイプでなければ100均で買えちゃいますが、撮影の時に途中ではがれちゃうような粘着力ではね、、、。
    ハトメとハトメパンチを持っていない人はもう1000円ほどかかるかもしれませんね。ただ、吸盤がフックタイプでなくてクリップみたいなものだったらハトメは必要ありません。布が厚い場合もハトメは不要かもしれませんね。今回材料を集めた東急ハンズには、クリップかつ真空タイプを見つけられなくて。

    夜景撮影の小道具、中央リングの加工


    まずは、レンズの鏡胴に暗幕を固定するための中央リングを作ります。
    作り方は、自分が使っているレンズを上にかぶせて、外周をマーキングして、カッターやハサミで切り抜きます。
    僕は、夜景撮影で使う最大サイズのレンズはEF16-35mmF2.8なので、、、直径100mmのゴム板を買ってきたのに、結構ギリギリになってしまいました。切っていて足りるか不安になりちょっと焦りましたよ。(^_^;)
    もう少し、直径があった方がいいでしょうね。目安は110mmから120mmくらいでしょうか。

    夜景撮影の小道具、中央リングの取り付け


    で、この切り抜いたリングを、暗幕に貼り付けます。
    暗幕の中央部分はカッターやハサミでくり抜いてね。
    僕は、補強のために、貼り付けたリングに折り返すように暗幕を貼り付け、その上からさらにもう一枚用意したリングを貼り合わせて、適当な強度を持たせました。

    夜景撮影の小道具、ハトメ打ち


    次は、ガラスに固定する吸盤のフックに暗幕を引っかけるためのハトメ打ちです。
    そのまま布に穴を空けてもいいのですが、買ってきた布がかなり薄かったため、穴を空けた所から破れてしまうので、その補強をしました。
    暗幕の表裏に、適当なサイズに切った角切りのゴム板を貼り合わせて、ハトメ打ちしています。これで相当な強度になったはず。
    暗幕の四隅にハトメを施します。

    夜景撮影の小道具、完成


    完成すると、こんな感じ。
    これで中央部分をレンズに通して、その上からレンズ付属の花形フードをロックすれば、外れません。
    そして、撮影ポジションを決めたら、ガラスに吸盤を取り付けて暗幕をフックにかけて撮影開始。
    結構大きいものなので、撮影中は一般客の邪魔になります。ですので、できるだけ邪魔にならない時間や場所で撮影するように心がけ、テキパキと設営・撮影して、撮影後にはすみやかに撤収するなど、周囲への心配りを忘れずにしましょうね。

    夜景撮影の小道具、収納、フックが歪まない方法


    最後に、用意した収納ケース(100均)に全て収納すれば、どこにでも気軽に持ち運べます。
    この収納ケースは、暗幕の保護というよりは、吸盤が歪まないように必要なのです(歪むと粘着力が落ちます)。

    クリスマス頃のイルミネーション撮影にからめて撮影するために、今の余裕のあるうちに作っておくと便利ですよ。紅葉の撮影が始まってしまうと週末の予定を空けづらいですし(笑)、それが終わるとすぐに年末の夜景撮影シーズン突入ですからね~。


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