徹底画質比較!Canon EOS 6D vs 5D mark II | 風景写真家 落合勝博 ゆるブログ
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徹底画質比較!Canon EOS 6D vs 5D mark II
category: 写真のツール
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    豊田市での3ヶ月の生活を終え、やっと横浜に帰ってきました!(^^)/
    あっちはあっちで撮影環境として充実していたので、横浜に帰ってきたからバンザイ!とか、そういうのはないのですが(笑)、とりあえず、ポチッと買っておいた2台のEOS 6Dと初対面を済ませることができました。

    というわけで、まずは僕が現役で使用中のEOS 5D mark IIと、新顔のEOS 6Dの画質比較をしてみましたので、判明した範囲でレビューします。昼間の撮影なんて、どんな機種でも似たようなものなので、最も性能差が顕著に出る夜間の撮影比較です。手持ち派の人には参考にならないかもねー(^_^;)

    ★画角の比較 - EOS 6Dってホントにフルサイズ?

    実はスペックを見ていて、EOS 6Dで最も気になっていたのが、センサーサイズがわずかに小さくなっていることなんです。

    Canonの公表値では以下の通り。

    5D mark II- 約36×24mm
    6D - 約35.8×23.9mm

    これって、ひょっとして、フルサイズじゃないんじゃないの?と疑念が、、、。
    というわけで、6Dでの最初の撮影は、センサーサイズの変更による画角への影響調査から始まったのでした。なんともマニアックな比較でスタート。

    6D レビュー 画質比較 5d mark II

    これが5D mark IIで撮った画像(ISO100/クリックで拡大-ただし若干圧縮してます)

    6D レビュー 画質比較 5d mark II

    これが6Dで撮った画像(ISO100/クリックで拡大-ただし若干圧縮してます)

    基本的に左端がだいたい合うように設置して撮影しました。というわけで、右端がどのくらいかを見て欲しいのです。マンションの壁のブロック一列分が6Dにはないのが分かるでしょうか?
    恐れていた通り画角が狭まっています。実測で、その差は0.3〜0.5%ぐらいかな。センサーサイズの違いほど画角に影響は出ていないようですが、狭いことは狭い。
    これ、実はズームレンズの望遠端を多用する人は気づくことすらないと思います。
    ところが、EF16-35mmで、しばしば16mm広角端を使う僕からすると、この差は、今後、微妙に影響する可能性ありと思わざるをえない結果。広角ではほんのちょっとの焦点距離差がめちゃくちゃ写真に出ちゃうので。う〜ん、ちょっと困るな〜。(>_<)
    あえて良い方に考えれば、レンズ周辺部は歪みが大きいわけだから、その影響を受けにくくなるのはいいね、と言えなくもないけれど、、、。それと望遠好きな人は若干望遠側にいっているので嬉しい、、、か?(汗)

    ★高感度ノイズの比較 - たいして変わってない??

    さて、次は6Dのうたい文句、高感度撮影にいってみましょうか。

    6D レビュー 画質比較 5d mark II

    これが5D mark IIで撮った画像(ISO1600,高感度ノイズリダクションOFF/クリックで拡大-ただし若干圧縮してます)

    6D レビュー 画質比較 5d mark II

    これが6Dで撮った画像(ISO1600,高感度ノイズリダクションOFF/クリックで拡大-ただし若干圧縮してます)

    ノイズ比較のためにそれぞれ部分拡大しておきますね(上が5D mark II、下が6D)。

    6D レビュー 画質比較 5d mark II

    6D レビュー 画質比較 5d mark II

    こうして見てみると、EOS 6Dのカラーノイズの数は5D mark IIと変わりません。
    とはいえ、ノイズパターンがより細かくなっているのが見てとれます。このことにより「ノイズがあるようには見えにくい」と言えるでしょう。おそらくこれが「ノイズが少ない」という評判を取っている原因でしょうね。5D mark IIのノイズパターンは粗いので、Photoshopなど市販ツールでノイズ軽減する時も少し残ってしまうのですが、この点、6Dのノイズパターンは細かいので、以前よりもツールで消しやすい可能性があります。このくらいでは違わない、とも言えますが。

    ちなみに6Dで高感度ノイズリダクションをONにしたらノイズ感が変わるのかと言うと。

    6D レビュー 画質比較 5d mark II

    これが6Dで撮った画像(ISO1600,高感度ノイズリダクションON/クリックで拡大-ただし若干圧縮してます)

    ノイズ比較のために部分拡大しておきます。

    6D レビュー 画質比較 5d mark II

    正直、NR ONでもOFFでも変わらないじゃん、、、。

    というわけで、もうちょっと厳しいISOにしてみることに。次はISO6400での比較ね。

    6D レビュー 画質比較 5d mark II

    これが5D mark IIで撮った画像(ISO6400,高感度ノイズリダクションOFF/クリックで拡大-ただし若干圧縮してます)

    6D レビュー 画質比較 5d mark II

    これが6Dで撮った画像(ISO6400,高感度ノイズリダクションOFF/クリックで拡大-ただし若干圧縮してます)

    6D レビュー 画質比較 5d mark II

    これが6Dで撮った画像(ISO6400,高感度ノイズリダクションON/クリックで拡大-ただし若干圧縮してます)

    拡大比較すると(上から、5D mark II NRoff、6D NRoff、6D NRonね)。

    6D レビュー 画質比較 5d mark II

    6D レビュー 画質比較 5d mark II

    6D レビュー 画質比較 5d mark II

    やっと6Dの優位性が見えてきましたね。
    5D mark IIでは潰れていたマンションの壁のブロックが、6Dではちゃんと解像して見えています。
    ただし、高感度ノイズリダクションはやっても大差ない、と。(^_^;)

    この辺から見えてくることは、通常、星景写真で使う範囲、例えばISO800や1600くらいまででは、6Dが明らかに優位と言えるほどの進化はしていない、ということです。そして、ISO6400なんて設定で普通三脚を使って写さないし、写したとしても、そして5D mark IIより多少解像するからといって、このノイズ感では、「僕は」使うことはないでしょう。僕だったら、この状況、ISOを上げることよりも、まずF値を落とすことから検討を始めちゃいます。

    本格撮影する前にちゃんと検証しておいてヨカッタ、、、。機材を信用できないと能力を引き出す「イイ撮影」はできないのですが、過信してもダメで、正確にその能力を把握して撮影方法に反映する必要があるのです。デジタルカメラはまだ性能が進化中ですからね。

    ★色の特徴 - 5D mark IIより緑っぽい

    上の方で拡大写真を見た人は分かると思いますが、全体的に緑っぽい印象を受けました。現像の時は、やや赤めに現像するとイイ感じに打ち消せるかも。
    緑がかっているということは、赤いカラーノイズが目立たない、ということでもあります。これも高感度撮影に強い、と噂されている理由の一つかもね。実際には代わりに緑のノイズが増えるだけなんだけれど、赤よりは目立たないからね、、、。

    ★フレアに「とっても」強いぜ!

    今回、僕的にとっても驚いたのは、フレア耐性です。

    拡大した2枚を並べてみます。上が5D mark II、下が6D。

    6D レビュー 画質比較 5d mark II

    6D レビュー 画質比較 5d mark II

    スゲー!消えてる!!!

    逆光に弱いというのがセンサー素子という仕組みを導入したデジタルカメラ(のボディ)の弱点の一つなのですが、逆光条件で写す機会の多い僕にとって、この点はとっても高評価!カメラ本体でここまで劇的に変化するって本当に凄い!!(^^)/

    以下は画質から離れて、新機能とか操作性などの感想ね。

    ★AF性能 - ローライト条件でもピントが迷いにくい

    部屋の照明を暗くして写してみました。
    噂通り、ちゃんとAFが合焦しました。夜景で手持ち撮影する人はいいかもね。
    僕はライブビューでマニュアルでピントを合わせるから、関係ないのだけれど。

    ★ボタン配置 - メリット、デメリットで相殺される感じ

    慣れれば多分違和感がなくなると思うのですが、左にあったものが上に行ったり、右に行ったり。
    そして、ライブビューやプレビューの時の拡大操作が「拡大ボタン」によって行われることは、かなり違和感。
    その代わり、最初に拡大する倍率を指定できるので、最初から10倍で表示することも可能。ここは良い点。

    ★デジタル水準器 - かなりシビアに出してくれる

    INFOボタンで出てくるデジタル水準器は、なかなか使えます。
    心配だったのが精度だったのですが、アナログの水準器では気付かないようなわずかな傾きでも「傾いてるよ!」って分かります。風景写真的にはだいたいいいのだけれど、逆にここに神経質になってしまうと構図を作るのが遅くなるので、まぁ、人によって評価が分かれるかも。僕はこのシビアさ、好きです。

    ★GPS - どのくらい衛星を拾えるかは今後継続評価

    GPSのON/OFF、そしてその位置情報をデータ付加するか否かはメニューから簡単に選べるので使い方は簡単。
    問題は生い茂った木々の間でどのくらい強力に衛星を捕捉できるかですが、これは、実際にそうした場所に行ってみないと分かりません。ということで、こちらは継続評価とさせてください。

    ★シャッター音

    なんかすごく静かになりました。ポートレートとかで使う人はシャッター音でノリも変わるので、ちょっとモノ足りないかも(笑)。風景写真では関係ないですけれど。むしろシャッターの反動でブレにくくなっている可能性があり、200mmくらいの中望遠レンズや100mmマクロレンズを使い、1/20s程度のスローシャッターを切る時に(ジッツォのようなねじれに強い構造の三脚を使っていない人=Velbonとかには)有利かも。

    ★重量と質感

    130gの軽量化がされているわけで、そこは持って分かるほどの違い。常に2台を持って歩く僕にとっては合計260gも軽量化されるので体力的に違いが出そう。
    ただし、レンズの重さに負けてレンズ側が大きく下に傾くので、持ち歩く時にはちょっとバランスが悪いかな。これは仕方ないことなのだけれど、、、。
    そして、質感も確かに5D mark IIの方があるし、そういう意味では、カメラやってるぜ!的な感じは、5D mark IIの方があったかも。持った時の感覚はKISSに近いです。

    ★EVレンジ - 拡大されて絞り優先時の調整が楽に

    これまで、絞り優先モードでの撮影時に、逆光条件下では、しばしばEV-2とか逆にEV+2とかまで使い切って、せれでも足りない時はマニュアルモードに変更して撮影していました。6DではEVレンジが±3まで拡大されているので、この手間が少し軽減されそうです。こういう細かい改良は好感が持てますね。

    以上のように、風景写真撮影のためのカメラとして見ると、画質面で凄く変わったわけではないし画角では不満があるのですが、フレアに強い&水準器とGPS内蔵という面もあり、この値段ですからね。総合的に考えて、お得なカメラ、と言えるでしょう。特に逆光に強いカメラ、というのは僕には頼もしいと思えました。フルサイズに新たに踏み込もうという人にはいいんじゃないかな?

    ---- 12/28追記 ----
    今、札幌で使っていて、色々見えてきたことがあるので、さらに。
    まず、最悪なのがホワイトバランスを簡単に変えられないこと。メニューボタンからホワイトバランスを選ばないと変更できません。5D Mark IIでは、ライブビューでホワイトバランスの変更の影響を確認できましたが、6Dでは、それがとても面倒です。僕は、基本は太陽光なのですが、日がささない状況では、結構遊んでみるので、これは大きな減点要素。今日は夜景を写していてこの問題に直面しました。

    もうひとつ僕にとってマイナスなのが、ライブビューの時の露出決定方法の変更。5D mark IIでは、ライブビューで拡大しようとしている範囲指定のボックスが測光範囲でした。これが、6Dでは、範囲指定とは無関係に表示範囲全部を常に測光対象とします。


    もうひとつはいいことですが、僕の愛用しているSONYのGPSは必要以上に強力に衛星を捕捉してくれますが、この6D搭載のGPSはほぼ同等の性能を示しました。GPS性能はかなり優秀だと言っていいでしょう。

    これらの追加評価結果を元に考えてみるに、このカメラはホワイトバランスなんてカメラ任せでいいじゃん的な人がフルサイズを初めて買うか、どんな色温度でどのシチュエーションで撮るかを確定しちゃってるほど色温度をよく理解してる人の買い換えようにはいいかも、というもの。これから色々やってみたい人は、6Dよりも、やっぱり5D mark IIIの方がいいかも。
    次のファームウェアアップデートで、ホワイトバランス操作方法を変えてくれないかな、、、。





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    Comment.
    落合 san こんばんは!

    本日は=クリスマスイヴ☆<メリクリ☆です。

    フルサイズ仕様の=6D。ここ数日、馴染みのカメラ屋へ行く用事が重なって、実機はちょうど拝んできたところでした。ハイ。だけど<タカッ!(ーー;)
    とても、今の自分には買えない価格でした。
    現在は=7D使用の身であり、フルサイズ移行となると、現在所有の各レンズでは=一本(マクロ)しか使えませんのです(/ー ̄;)シクシク

    5D mark IIを所有の中で&6Dを二台と。。。
    (どえらくヒャァー!とは、実際思ってました)
    6Dを二台となるのならば、6D一台・5D mark 靴ボディのみも可能だったのでは?ですが、二台購入。
    そこへ行かなかった理由は何か"アリ"ですか?

    いや。。。(-"-;A ...アセアセ
    レンズの各種を所有の方ならば、さほど価格は
    変わらなかったと記憶の中で(店舗で、指をくわえて( ;¬_)ジーーーッ(汗))

    何れは(何年先かはわかりませんが。。。)
    一日¥100ずつ(使ったつもりで開けられない貯金箱へ投入は、数年継続中の身)
    フルサイズ&各、それ用のレンズ買いを目指して、
    APSCを、今はメイン☆撮りで頑張りますね。

    やっぱ、違うのでしょうね。。。(謎★ですが)
    APSCとフルサイズとでは。。。実際、いつか自分がこの手で買って/撮る日を楽しみにしてます(^^)

    今回のレビュー☆戻ったばかりで<お疲れさまでした。
    私がフルサイズを買える時…諸々を参考にさせていただかせますねっ☆<一体、いつなんだろう。。。
    2012/12/24 10:14 PM, from piyosuke
    こんばんは、piyosukeさん。

    いやいや、高くない、高くない、、、フルサイズとしてはね。5D初代やmarkIIは出始めの頃、30万しました。そのことを考えるとほとんど半額ですから。ホントに電機業界は儲かりにくい構造になってきました。消費者視点ではデフレ、バンザイ!ですが。1Ds mark IIIを買った頃が懐かしい、、、6台くらい買えますね(笑)

    2台買ったのは、いつも2台持ち歩くので。操作方法が違うカメラを同時に持つと嫌だな、と思って。2台は、この画角を調べてみてちょっと早まったか?とも思ったのですがフレア抑制効果があるボディというのは案外イケそう、と思い直して、とりあえずメインに使ってみることにします(買っちゃったしね)。

    APS-Cも同じくらいの画素数に到達しましたが、センサーサイズが小さいので、隣りの画素とかぶって、展示用に大きく印刷するには解像感が足りないのです。フルサイズはそういう設計上の余裕がある上に、広角を使うためにはレンズ資産の点でフルサイズしか事実上、選択肢がないですしね、、、。

    ずっと続けるなら、そして風景メインならば、やっぱりオススメはフルサイズになります。
    2012/12/24 11:50 PM, from 落合勝博
    LV時のホワイトバランスはQボタンから設定すれば
    リアルタイムに結果を確認できます。
    私も最近気が付きました。
    2013/04/01 11:18 AM, from masa
    情報ありがとうございます、masaさん。

    教えていただいた情報を確認しました。Qボタンからホワイトバランスを設定することで、色味の確認はリアルタイムにできますね。

    とはいえ、INFOボタンを押してから設定するなどやっぱり操作が深い所にありますね。「できないよりはマシ」と割り切るしかないですねー(^_^;)
    2013/04/06 8:54 AM, from 落合勝博
    横やりで済みませんが、WBはカメラの液晶程度では決定できないので、それほどこだわっても仕方ないと思います。カメラがその場で決めたWB、人間が現場でカメラの液晶を見て決めたWB、どっちも正確さはなく適当です。RAWで撮ってキャリブレーションしたモニタ上でWBは決定するものだからです。フィルム時代にフィルターでカラーを決めたりしていた時代とは違うのですよ。
    2013/07/26 2:47 AM, from ffa
    6Dについて調べててここを見つけた者です。
    んで補足を。
    EVですが上のミニ画面?だと±3までしか写らないですが±5まで一応行きますよ♪
    メニュー画面?だと5まで数字が行きますね・@・
    2013/08/12 4:26 PM, from ゆっけん
    追記です。段階露光だと±8まで行くみたいですねw
    2013/08/12 4:40 PM, from ゆっけん
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